2008/05/15

「魂の仕事人」の新インデックスができました

大勢の読者のみなさまの熱いご要望により、
「魂の仕事人」の新インデックス
ができました。

従来のインデックスは時系列でしか過去記事が見られませんでしたが、今回のリニューアルで
1.仕事人一覧で探す
2.業界・業種・職種から探す
3.境遇・仕事観から探す
と3つの項目から、お好みの仕事人を探せるようになりました。

ぜひご覧いただき、あなたの魂にビビっときた仕事人の記事を読んでみてください。
感想も大募集中です。どしどしお寄せください。

(編集担当:山下 デザイン担当:東)

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2008/05/13

【取材裏話】窪田等氏インタビュー

先日、「魂の仕事人」第30回・窪田等さんインタビュー全6回が配信終了しました。今回は、窪田さん取材の裏話をお伝えしようと思います。


■窪田さんを選んだ理由
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 そもそもは、私自身、かなり以前から『情熱大陸』のファンだったということがベースにあります。番組自体が、観ると働く勇気、生きる勇気が沸いてくる、非常に上質なヒューマンドキュメンタリー(人選・取材・原稿)ですが、特にナレーターが秀逸だと思っていました。

 聞き取りやすいはっきりとした滑舌・発音、正しい日本語の使い方、心地よい耳障り、場面場面によって微妙に変わるトーン、抜群の安定感、すーっと心の中に入ってくる感じ、ずっと聞いていたい声・しゃべりなどなど、とにかくすごいナレーターだなと思っていたんです。明らかに他のナレーターとは一線を画すと。

 どうして窪田さんはこんなしゃべりができるのか。その理由を知りたいと思っていました。

 でも、自分だけがすごいと思ってもひとりよがりな記事になる危険性が高くなるので、取材を申し込む前にとりあえずネットで調べてみました。「窪田等」で検索すると、一般の人が書いているブログが多数引っかかって、読んでみるとみんなが窪田さんのナレーションを絶賛していました。

 やっぱり自分だけじゃないんだ、これはいけると思い、所属事務所の「株式会社シグマ・セブン」さんに取材のお願いをしたところ、快諾。「窪田さんの生声を聞ける」と思わずガッツポーズをしてしまいました。


■取材:熱く、至福のひととき
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 取材場所はシグマ・セブンさんが主宰する声優塾・四谷のDOAを指定されました。取材当日、いよいよ憧れの人に会えると、どきどきわくわくしながら取材現場へ。

 インタビュー場所に案内されると、そこには満面の笑みを浮かべた優しそうな紳士が。窪田さんです! 

「本日はお忙しいところ、取材をお受けくださってありがとうございます」と挨拶すると、「ほんとに僕なんかでいいんですかね」と窪田さん。こんなにすごい人なのに、どんだけ腰が低いんだ!とのっけから感動。そしてもちろん、窪田さんのナマ声に感動。ああ、低音の落ち着いた、まさしく『情熱大陸』のあの声だ。窪田さんのナマ声がこんな至近距離で聞けるなんて……。自動的に脳内にエトピリカが流れました。

 うっとりとしているばかりでは仕事になりません。心のふんどしを締め直し、インタビュー開始。窪田さんの口から語られる話のおもしろさに、開始10分で、やっぱり自分の人選に間違いはなかったと確信しました。

 驚いたのが、こちらの質問に超的確にわかりやすく、瞬時に応答してくださったこと。通常のインタビューの場合、2時間取材してもその3分の1は使えなかったりすることが多いのですが、そのすべてがカットしたくないと思わせる内容だったのです。

 さすが喋りの達人だなと思うと同時に、取材慣れしているのかなと思ったのですが、後で聞くと滅多に取材を受けることはないとのこと。これにもびっくりしました。やはり、こと「しゃべり」においては、なんでもこなせるプロなんだなあと改めて窪田さんのすごさを感じました。

 当初、インタビューは2時間の予定でお願いしていたのですが、2時間経過した時点でも、まだまだお聞きしたい質問が山ほど残っていました。ですので、申し訳なさを感じつつも延長のお願いをしたところ、嫌な顔ひとつせず了承してくださいました。

 結局取材が終わったのは、当初の予定時刻よりも1時間後でした。

 取材中は、仕事に懸ける熱意、己の仕事道を極めんとする真摯な姿勢に職人としての凄みを感じ、何度も鳥肌が立ちました。頭の中に浮かんだフレースは「求道者」。尊敬の念を抱くと同時に、仕事人・職業人としてこうありたいと強く思いました。

 終了後はその話のすべてがおもしろく、ためになるものだったので、これは全5回じゃとても収まらないなと思っていました。


■記事制作:苦悩の連続
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 インタビューは至福の時間でしたが、執筆者としてはここからがたいへんです。音声データを文字に起こした文量は、この連載開始以来初めて4万5000字を超えました。

 原稿執筆時は取材時に感じた窪田さんのすごさを伝えるために、どう書くのが一番効果的なのか、特に構成にものすごく悩み、何度もやり直しました。

 文字に起こした段階で5回には収まりきらないであろうことは明白でしたが、それでも本当に全6回にしていいものか、悩みました。ナレーション技術に関するディティールや、あるエピソードはカットすべきかとも思いましたが、そういうディティールやエピソードの一つひとつに窪田さんの人柄や生き様、働き様がにじみ出ているような気がしました。だから読者にとってもすべて出した方がいいと判断しました。かくして、「魂の仕事人」初の6回シリーズとなったのでした。長かっただけに、原稿が出来上がったときの達成感もひとしおでした。


 原稿作成後、2度にわたって膨大な量の原稿を窪田さんご本人とマネージャーの川村さんにチェックしていただきましたが、大筋では修正が入りませんでした。内心、ここはNGになるかも…と思っていた箇所もあっただけに、すべてがOKとなり、ほっとしたと同時に、窪田さんや事務所の懐の深さにも感服しました。

細かい点に関しては、後日お時間を取っていただき、解説つきで修正の指示をいただきました。おかげさまでナレーションの歴史についてより理解を深めることができました。

 この場をお借りして、窪田さんと川村さんに厚くお礼を申し上げます。お忙しい中、長時間に及ぶ取材から数度にわたる校正まで多大なるご協力を賜り、本当にありがとうございました。


■読者:こんな人に読んでほしい
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 特に、今の仕事を極めたいと思って頑張っている人、逆に夢をあきらめるべきか悩んでいる人、本当はやりたいことがあるのに、「川」の手前で立ち止まっている人などに読んでほしいと思っています。

 窪田さんの熱い言葉の数々から、きっと次の一歩を踏み出す勇気がわいてくるはずです。

よろしくお願いします。

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窪田さんインタビューへの感想はコチラ!


■関連リンク
情熱大陸タイムズ

(担当:山下久猛)

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2008/05/07

【感想】ナレーター・窪田等氏インタビューの感想コメント

「魂の仕事人 ナレーター 窪田等氏インタビュー」にいただいた感想を紹介します。心のこもった感想をありがとうございました!(いただいた感想は随時アップしていきます)。

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【記事紹介】
テレビやラジオから流れてくる声に、思わずほっとしたり、聞きほれてしまったことはないだろうか。ナレーター・窪田等57歳。彼の声が映像や音楽と合わさったとき、感動は増幅され、聞く人の心に不思議な安心感を与える。今、テレビやラジオから彼の声が流れない日はないといっても過言ではないほどあらゆるメディアからオファーが殺到している声の職人の仕事魂に迫った。

インタビュー記事本文はこちら

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~おもしろ度~★★★★
~お役立ち度~★
働き方によっては続けられない部分もあって一概には共感できない部分も。魂の言葉は胸に沁みました。
【職種】品質管理
【年齢】46歳
【性別】男性


~おもしろ度~★★★★★
~お役立ち度~★★★★★
読んでいてしびれました!!
【職種】フリーアナウンサー
【年齢】36歳
【性別】女性


~おもしろ度~★★★★★
~お役立ち度~★★★★★
今、窪田さんが直面されたような状況です。深い川の淵にいます、しかも人生の三分の二来ています良い言葉を聞きました
【職種】無職 日本語教師志望
【年齢】56歳
【性別】男性


~おもしろ度~★★★★★
~お役立ち度~★★★★★
やっぱりやりたいこを仕事にするべきですよね。読んでるうちに勇気出てきました。ありがとうございます!
【職種】貿易事務
【年齢】36歳
【性別】女性

~おもしろ度~★★★★★
~お役立ち度~★★★★★
人生半分超えましたが 今でも分かれ道ばかりで いつも選択に迷っています。
【職種】
【年齢】47歳
【性別】女性


~おもしろ度~★★★★★
~お役立ち度~★★★★★
「情熱大陸」は毎週見ています。画像とナレーターの声がマッチして面白いのですが、いろいろと努力なさっているんですね。
【職種】販売
【年齢】47歳
【性別】男性


~おもしろ度~★★★★★
~お役立ち度~★★★★★
私もナレーターを20年近くやってます。最近wikipediaに自分の名を発見しました。でも現在は理由あってNewZealandのオークランドに在住しています。ここには私の愛する声の仕事がありません。記事の中の大先輩の言葉にうなずきながら胸に鐘が響く思いです…現場へのホームシックですね。年内で引き上げて日本に帰ろうと思っていますが、声の仕事をこのSiteで紹介して頂けるのでしょうか?日本に戻ったら再び自分のキャリアを積み『声の業界』で精進して業界のフロントラインで自分を試したいと願っています。本当にこの仕事が好きだから…
【職種】Narrator
【年齢】49歳
【性別】女性


~おもしろ度~★★★★★
~お役立ち度~★★★★★
有るがままが最高!!記事を読んでファンになりました。頑張って下さい。
【職種】自営業
【年齢】60歳
【性別】男性


~おもしろ度~★★★★★
~お役立ち度~★★★★
あるがままに生きる態度に感銘
【職種】自営
【年齢】52歳
【性別】男性

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2008/04/18

「魂の仕事人」が「情熱大陸」で紹介されました

みなさん、こんにちわ。

現在リリース中の「魂の仕事人」第30回ナレーター・窪田等氏インタビューが、「情熱大陸」の公式Webサイトの中の1コーナー「情熱大陸タイムズ」で紹介されました。

しかもかなりの文量で、前・後編の2回にわけて!

「情熱大陸タイムズ」とは、「視聴者の皆さんからのメッセージと番組ホームページの管理人で作る、ぜんぶ読んでも1分たらずの小さなシンブン。」(番組Webサイトより) 過去の連載も読んでいて思わずほっとするような心温まるエピソードが満載です。

今回、窪田さん取材の裏話も紹介されていますので、興味のある方はぜひお読みください。

■番組の『声』に訊く~前編

■番組の『声』に訊く~後編


ちなみに、N部長はこの記事がきっかけで高校の同級生と25年ぶりに旧交を温めることができたそうです。

管理人のK様、どうもありがとうございました。


そもそも「情熱大陸」のWebサイトの充実ぶりはハンパではありません。ポッドキャストやコラム、小説などたくさんのおもしろいコンテンツがてんこ盛りです。まさに、関わっているたくさんの方々の「情熱」がぎゅ~っとつまっている感じです。どれも読み(聞き)始めたら最後、思わず時間を忘れてしまうほどのおもしろさですよ!
■情熱大陸公式Webサイトはこちら!

(担当:山下久猛)

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2008/03/31

【第30回】至高のナレーターが語る仕事魂:ナレーター・窪田等インタビュー

みなさんこんにちわ。

魂の仕事人・第30回がリリースされました。

今回は魂のナレーター・窪田等さんの登場です。

「情熱大陸」や、そのほかさまざまな番組で感じていた窪田氏のナレーションの不思議な力のわけが、この取材を通して少しだけわかったような気がしました。

ではすこしさわりだけご紹介します。

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 現在の僕の仕事のメインはテレビ番組のナレーションです。内容の好みとしては、ひとつのテーマをじっくり掘り下げていくタイプのものが好きといえば好きですね。同じ文言を読むなら、短い尺(=時間)の中で急いで読むよりは、やっぱりゆったりめに情感を乗せて読んでいくのが好きです。「間に“思い”を乗せる」というかね。「絵=(映像)に自分の思いを乗せていきたい、言葉に思いを乗せていきたい」というのが僕の思いなんです。

 人の役に立ちたいという気持ちも強いですね。だから僕ができる状況で仕事の依頼を断ったことは僕の中ではないです。マネージャーや事務所的にはスケジュールなどいろいろ事情があってすべてを受けることはできないかもしれないけど、僕個人としてはせっかく声をかけていただいたのだからやりたい、役に立ちたいという気持ちが強いです。この仕事を始めたときからずっとそう思ってます。

第1回インタビュー「声だけの仕事だから伝えられることがある」全文はこちら

第2回:「将来の不安より今の気持ちで人生を切り開く」は4月7日
第3回:「一皮むけた仕事で一人前に」は4月14日
第4回は4月21日
第5回は4月28日
第6回は5月5日
配信予定です。

(担当:山下久猛)

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2008/03/28

【感想】交通事故鑑定人・林洋氏インタビューへの感想コメント

交通事故鑑定人 林洋氏インタビュー 全5回配信

「魂の仕事人 交通事故鑑定人 林洋氏インタビュー」にいただいた感想を紹介します。心のこもった感想をありがとうございました!(いただいた感想は随時アップしていきます)。

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【記事紹介】
残された証拠から、物理法則と己の知力を武器に、交通事故の真実に迫り続けている男がいる。林洋77歳。25年間で約千件もの交通事故の嘘と真を解き明かしてきた。70代後半になっても現役バリバリの交通事故鑑定人である林氏に、一生の仕事を見つけるための極意を聞いた。

インタビュー記事本文はこちら

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~おもしろ度~★★★★★
~お役立ち度~★★★★★
最高に感動しました。魂が揺さぶられました。有難うございました。
【職種】
【年齢】30歳
【性別】男性


~おもしろ度~★★★★★
~お役立ち度~★★★★★
良いです
僕も転職王!!
【職種】SE
【年齢】39歳
【性別】男性


~おもしろ度~★★★★★
~お役立ち度~★★★
交通事故鑑定士を学問として体系的に学べるようになるといいですね。ただ、学びたいと思っている人に制限を加えるようではどうしようもありませんが。(例えば、理系大卒と言った感じですね。)
【職種】海外営業
【年齢】40歳
【性別】女性


~おもしろ度~★★★★★
~お役立ち度~★★★★★
運転免許も無く、車にも乗らず、専ら公共交通機関を利用し、今まで全く無縁で関心のなかった交通事故鑑定人の世界。しかしこのルポを読んで、ぜひ林洋さんの本を読んでみたいと思うようになりました。良い(人生を生きている!)顔をしていますね。
【職種】会社員
【年齢】42歳
【性別】女性


~おもしろ度~★★★★★
~お役立ち度~★★★★★
林さん素敵!何で日本なんかにいるのでしょうか?イギリスにいらっしゃいませんか?是非一緒にお仕事したいです。
【職種】海外営業
【年齢】40歳
【性別】女性


~おもしろ度~★★★★★
~お役立ち度~★★★★
「窓際族にしてくれてありがとう」、同感です。私も現在同じ境遇ですが、有り余る時間と熱意を社外(業務以外)に向けた結果、それが自分の強み(スキルアップ)につながってきているようです。後は身の振り先が無事決まってくれれば結果オーライなのですが。
【職種】研究開発
【年齢】30歳
【性別】女性


~おもしろ度~★★★★★
~お役立ち度~★★★★
林さんのlife and work story とても興味深いですね。早く続きを読んでみたいです。 
【職種】海外営業
【年齢】40歳
【性別】女性


~おもしろ度~★★★★★
~お役立ち度~★★★★★
77歳現役なんて素敵です。
【職種】ヨガインストラクター
【年齢】43歳
【性別】女性

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2008/03/22

【次号予告】第30回は声の仕事人です

3月31日から始まる魂の仕事人第30回は、声に魂を込める仕事人に登場していただきます。

その仕事に対する姿勢はまさに求道者そのもの。
今回も取材しながら魂が何度も震えました。

特にひとつの道を極めたいと思っている人、
職人として日々精進している人、
夢の実現に向けて次の一歩がなかなか踏み出せない人に
ぜひ読んでいただきたいと思っています。

「情熱大陸」のファンの人も必読ですよ!

31日月曜日午前0時リリースです。
お楽しみに。

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2008/03/19

「魂の仕事人」はいかにして生まれたか

みなさん、こんにちわ。

第2回の今回は、「魂の仕事人」誕生秘話……というほどのものでもないのですが、「魂の仕事人」が生まれた経緯をお話させていただきたいと思います。

「魂の仕事人」は2005年7月にスタートしましたが、そもそもはその2~3カ月前、当時の編集長N氏(女性)との雑談の中で、「キャリアの極意」の担当をやってみないか?と言われたのが始まり……だったように記憶しています。

「キャリアの極意」とは正式には「あの本を書いたあの人が教えるキャリアの極意」というタイトルで、キャリア関係の書籍を書いている人に、幸せなキャリアを築くためのヒントを教えてもらおうとN氏が立ち上げた企画でした。

しかし私はいわゆる成功したビジネスマンとか企業の経営者の話にはあまり興味がなかったので、「それだったらビジネスとか企業とかに縛られずに、自分の信念のもとに我が道を歩んでいるもっと突き抜けた人の話の方がおもしろいと思いますけどねえ」と軽い気持ちで言いました。あくまで軽い気持ちで……。


そしたら、「じゃあそれやって」とN氏。


目が点になる私。(;・∀・)

「え? い、いや、今のは単なる思い付きでなーんも考えてないんですけど……」

「じゃあこれから考えればいいじゃん。スタートは7月ね」

雑談すら企画会議にしてしまうN氏。
まさに恐るべしであります。

もちろんそのまま放置というわけではなく、そこから、コンセプト、タイトル、デザイン、文量、人選などをどうするかを話し合う本格的な企画会議に突入し、いろいろとアイディアを出し合いました。


前々から、それこそ学生時代から、私の中に人にとって仕事とは何か、働くとはどういうことか、誰のため、何のために人は働くのかという根源的な問いがありました。この思いは、社会人になって何度か転職を経験するうちに、さらに大きくなっていきました。私自身、思い出すのも嫌というくらいつらい目にあった転職もあったからです。

でも、この働くということの根源的な軸がブレなければ、転職で失敗して頭を抱えるというリスクが減り、転職するにしても、後悔のない転職ができる可能性が高まるんじゃないかと。

だから、いろんな世界で仕事に魂を込めてると思われる人ならば、きっと仕事観・人生観に関して一家言もってるはずだから、そんな人たちのインタビュー記事が作りたい。

てなことをN氏に言うと、「何のため、誰のために働くかを言える人はなかなかいないと思うけど」とはいいつつも、おおむねOKをもらえました。あとは「仕事の壁をどうやって乗り越えたかというのも入れた方がいいよね」とのありがたいアドバイスをもらえたので、それも盛り込むことに。でも最後にクギを刺されました。「長くても3回程度に収めること」……すみませんNさん。あれからどんどん増えて、今5回が標準になってます。

そして話を聞いてみたい人を編集部員以外の社員の意見も聞きつつ、リストアップし、取材依頼の電話を掛けまくりました。しかし、やはりリストアップされたのは、ほとんどの人が知っている名のある人びとだったので、ツテもコネもなかった私のお願いはことごとく断られました。

そのときすでに6月。そろそろ決めないと7月リリースに間に合いません。
そんなとき、取材依頼のお手紙を出した野田社長から取材OKの返事が!
このときは跳び上がって喜びました。
しかし、取材時期について聞いてみると「今は忙しいので7月に入ってからならOK」ということでした。

恐る恐るN氏におうかがいをたてました。

あの~……野田社長が7月なら取材に応じてくださるとのことなのですが、リリースを8月に伸ばしても……。

「いや、それはありえない」

即答でした。目が笑ってませんでした。

この人がありえないと言ったらほんとにありえません。
胃と心臓が痛くなりました。

それから再び取材依頼の電話をかけまくる日々が続きましたがやはりなかなか受けてもらえません。
ますます心臓が痛くなっていたところに、N氏が「この人に連絡してみれば」と教えてくれたのが、元アナウンサーの藪本雅子さんだったのです。
ちょうど藪本さんが『女子アナ失格』を出版したころで、おもしろそうだから頼んでみればと。

すぐさま新潮社の担当編集者に電話して藪本さんに取材したい旨を伝えると、藪本さんに連絡していただいて即OKが出ました。

ふぅ~。これで命がつながったと本気で胸をなでおろしました。

それから資料集めなどの下準備、取材、原稿書きと徹夜の連続でなんとか7月のリリースに間に合ったのでした。

あれからもうすぐ3年が経とうとしています。
今となってはいい思い出です。

登場していただいた仕事人も次回の3月31日から始まる仕事人で30人になります。
それもこれも、前編集長N氏のおかげなのです。

今後も突き抜けた、すばらしい仕事人の方々にご登場していただく予定です。
お楽しみに!

(編集担当:山下久猛)

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2008/03/16

「魂の仕事人」ブログを開設しました

みなさんこんにちわ。
「魂の仕事人」担当の山下と申します。

このたび「魂の仕事人」ブログを開設しました。

今後、当ブログでは「魂の仕事人」の取材裏話、登場していただいた仕事人の関連情報、読者の皆様から寄せられた感想などを随時お届けしていきます。

なお、これまで【人材バンクネット】スタッフによるよもやま話ブログ「ちょっとひといきスタッフルーム」で、記事への感想コメントなど「魂の仕事人」関連の記事を掲載していましたが、それらの記事もすべてこちらに移植してあります。


当ブログでの新エントリー一発目では、まず「魂の仕事人」についてご紹介させていただこうと思います。

「魂の仕事人」とは、ひとことで言うと、各界で活躍されている「仕事に魂を込めている」と思われる方々に、仕事観や人生観について聞いて回る連載インタビュー企画です。

基本的にひと月にひとり、全3~5回で掲載しています。2005年7月の連載スタート以来、これまで(2008年3月17日現在)下記の29名の仕事人に登場していただいています。

第1回 元アナウンサー・記者・藪本雅子氏
第2回 映画監督・小林政広氏
第3回 芸能プロ社長・野田義治氏
第4回 ジャーナリスト・矢崎泰久氏
第5回 ドキュメンタリー作家・森達也氏
第6回 新聞記者・吉岡逸夫氏
第7回 武装解除人・伊勢崎賢治氏
第8回 四国アイランドリーグ代表・石毛宏典氏
第9回 元監察医・西丸興一氏
第10回 弁護士・宇都宮健二氏
第11回 ナイフ職人・相田義人氏
第12回 作家・山本一力氏
第13回 客船船長・由良和久氏
第14回 編集家・竹熊健太郎氏
第15回 三鷹光器会長・中村義一氏
第16回 東京消防庁ハイパーレスキュー隊長・宮元隆雄氏
第17回 水中写真家・中村征夫氏
第18回 ラリードライバー・篠塚建次郎氏
第19回 元プロボクサー・坂本博之氏
第20回 キャリアカウンセラー・小島貴子氏
第21回 医療コーディネーター・岩本ゆり氏
第22回 義肢装具士・臼井二美男氏
第23回 東池袋大勝軒初代店主・山岸一雄氏
第24回 日本ダルク代表・近藤恒夫氏
第25回 プロダクションI.G代表・石川光久氏
第26回 棋士・瀬川晶司氏
第27回 心臓外科医・須磨善久氏
第28回 スポーツドクター・辻秀一氏
第29回 交通事故鑑定人・林洋氏


まさに錚々たる顔ぶれ。
その生き様は熱く、濃く、波乱万丈、紆余曲折の人生で、
ひとりにつき一冊、自伝本が書けるほどの人物ばかりです。

しかし、この企画はいわゆる成功者インタビューではありません。

二度と立ち上がれないと思われるような絶望や挫折を経験し、そこから自分の力で這い上がってきた人たちばかりです。

そして私利私欲のために働いていません。
でも「世のため、人のため」などと恩着せがましいことは言わず、あくまで仕事は自分のためと言い切ります。
自分がやりたいからやっているんだと。
しかしそれが「結果的に」世のため、人のためになっています。
ここがミソです。

だからこそこの人たちの言葉には強い力があります。
多くの人びとに、生きる勇気、働く勇気を与える力があると信じています。

取材している私自身、この取材を始めて変わったと自覚するところがたくさんあります。
この人たちの言葉が確実に血肉になっていると感じています。

すべての働く人びとに仕事人たちの言葉を届けたい。
そして何かを感じて、次の一歩を踏み出すきっかけになれば
これに勝る喜びはありません。

そんな思いで「魂の仕事人」を作っています。

ひとりでも多くの働く人々に読んでいただければ幸いです。

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2008/02/18

【魂の仕事人】スポーツドクター 辻 秀一氏インタビューへの感想コメント

「魂の仕事人 スポーツドクター 辻 秀一氏インタビュー」にいただいた感想を紹介します。心のこもった感想をありがとうございました!(いただいた感想は随時アップしていきます)。

…………………………………………………………………………………………
【記事紹介】
スポーツで世界平和を目指している男がいる。辻秀一46歳。スポーツドクターにして、4つの会社と1つのNPOを運営する経営者でもある。いち内科医から始まり、壮大な夢をもつに至るまでに何があったのか。辻氏にとって仕事とは何か、「よく生きる」とはどういうことなのか、熱く語ってもらった。

インタビュー記事本文はこちら

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おもしろ度★★
お役立ち度★★
本気で生きるというところの、本気というのを強調しないとこれは単なる自己正当化の責任転嫁になる。棒ほど願って針ほど叶うというもので、よく望んで本当に渇望することで探求していくことが人間としての学びをもたらし、物事の原理原則を知ることで人の世の中の複雑多岐な繋がりを意識することになり、人のためになる行動をとれるようになるという事実があるという認識が肝要である。
【年齢】31歳
【性別】男性


おもしろ度★★★★★
お役立ち度★★★★★
とても興味深く、最後まで読んでしまいました。私もこんな人生おくれたらいいな。
【職種】介護ヘルパー
【年齢】31歳
【性別】女性


おもしろ度★★★★★
お役立ち度★★★★
入社2年目。今悩みが尽きない日々を送っている中で、「魂の言葉」響きました。
【職種】健康産業
【年齢】24歳
【性別】男性

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