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2008.12.04 【ネタバレアリ】SAW5を観てきました

【ネタバレアリ】SAW5を観てきました

先日、ソリッドシチュエーションスリラー「SAW」シリーズの最新作「SAW5」を観てまいりました。封切日の翌日だったのですが、朝1だった事もあってか、劇場内は比較的空いており、ゆったりと鑑賞する事ができました。数々のショックシーンでは思わず手足に力が入りましたが・・・。


【あらすじ】
ジグソウの遺体と対面し、ゲームへの強制参加を知ったFBI捜査官ストラムは奇跡的にトラップを逃れる。ところが、満身創痍の自分に比べ、同じく生還したホフマン刑事は無傷で、しかも連続殺人事件解決の手柄を独り占めにしていた。

一方、ジグソウことジョンの元妻ジルは弁護士から手渡された遺品の木箱を開けて驚愕する。そして、密室に監禁され、首輪で繋がれた5人の男女に新たなゲームの開始が告げられるのだった…。(goo映画より引用)


【感想】
この作品はまだ完結する事のない、進行形の1つの物語です。だからソウシリーズを全く観た事がない方がいきなり「5」だけ観ても、人間関係や繋がり、展開についていけず半分も楽しめないと思います。そういった意味では「13日の金曜日」のようなホラーとはまた少し違った位置にあるかと思います。

元々はジェームズ・ワンとリー・ワネルの2人が考えた短編のアイデアを基に作られた「SAW」の1作目ですが、見事なプロットとどんでん返しに世界中が驚き、大好評の中でシリーズ化されていきました。上で私は作品ごとの繋がりがあると書きましたが、むしろ事件は方々で起こり、そこに関連する人間関係が何らかの形で繋がっていると言った方が適当かもしれません。

しかし肝心の脚本家が、シリーズ間で何人もまたがっている事から、やはりどうしても「関連を後付けしている」と言われても仕方がない部分があると思います。また5作品全て劇場公開時に「R-15指定(※参照)」を受けている事からも、ゴア描写という部分でも相当の覚悟がいります。

映画倫理管理委員会が決めた映画鑑賞の際にその映画を見ることが出来る年齢制限の規定のひとつで、15歳未満(中学生以下)の鑑賞には不適切な表現が含まれるものには、入場を禁止している。


※以下、本文は映画「SAW」シリーズに関するネタバレの可能性がある表現が含まれております。お読み頂く際には予めその点をご了承ください。


【感想】
このシリーズにはゴア描写だけではない、どんでん返しや意外な伏線をはじめとする脚本の妙がありますが、今回はさほどそれを感じませんでした。元々ここまでシリーズ化させるつもりもなかったと思いますし、どうしてもソウの世界観を壊さないように、無難に後付けしていってるという感がぬぐえません。

今回はラスト付近のどんでん返しも見抜くのが非常に簡単で、全く驚きはありません。5作の中ではラストの驚きの少なさは「3作目」レベル、展開の浅さは「2作目」より下かなという感じがします。 妹への復讐の弱みを握られたホフマンが、一連のジグソウ事件でかなり「ソウ2」ゲームの時点では既に「共犯(not後継者)」であった事が分かり、犯罪者の再犯率に絡め、犯罪者リストをジグソウにリークしていた等、スッキリした部分もある反面、「ジグソウのゲームは更正の道を残す」といった部分で、過去のゲームを振り返って必ずしもそうだったかな?という疑問や混乱も残りました。

また時系列もさらに脳内でグチャグチャになりました(ソウ5の5人のゲームと、ソウ1の太った男性がワイヤーに絡むゲーム(車の中で室内の爆発の音が聞こえたけどあれは何・・・)は同時刻?関連性なし?)。

ストラム捜査官は、忠告どおりジグソウの死体の部分から先に行ったから死ぬだろうなというのも分かりましたし(タップ同様、事件に首を突っ込みすぎた罰で)、想像した通りに進んだという意味の肩透かしが大きかったです。もっとこのシリーズには驚きがほしいと願ってしまうのです。最後の箱のところでも、箱の中の方が安全だろうなと直ぐ分かりましたし(個人的にはあそこで真犯人は本当にストラムで、操られていただけのホフマンが負ける展開であれば更に興味深かった)。

元の奥さんに遺した箱の中身、生死が確認できないその他の登場人物など、6作目ではさらにソウの世界は膨らむのでしょうが、この世界が完結する際は「あ、そういう事だったのか!そういう目的で行われていた壮大な計画だったのか!」というスッキリを求めてしまいます。展開そのものに必ずしも満足はしておりませんが、やはり足を突っ込んでしまった以上、どう終わらせるのかを見届けたい気持ちが強くあるのです・・・。

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SAW5 オフィシャルページ

1年半前に「SAW3」の感想を書いておりました

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2007.02.07 自分の信念を貫く勇気!「リトル・ランナー」を観ました

自分の信念を貫く勇気!「リトル・ランナー」を観ました

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こんにちは、個人ユーザーサポートの久保田です。

先日「リトル・ランナー」という映画を観ました。
主人公のラルフ・ウォーカーという少年は悪さばっかりしている問題児なんです。カトリック系の学校に通っているんですが、そんな彼には、病弱な母親がいて、この母親は非常に優しくて理解者なんです。

そんなある日、母親が昏睡状態に陥ってしまうんです。医師から「奇跡でも起きない限り、お母さんは目を覚ます事はない」と言われたラルフは、奇跡とは何かを、真剣に学校の先生(神父さん)に問います。先生は「キミがボストンマラソンに出場して優勝でもしたらそれは奇跡だ」と答えます。どう考えても無謀な試みなんですが、ラルフは母親の回復を信じてボストンマラソンでの優勝目指して厳しい練習を始めるのです・・・。


とにかく感じたのが、奇跡を信じれば結果がどうあれ人間なんだってやれちゃうんだって事ですね。唯一の理解者であり、身内である母親が戻ってくるのであるなら何だってやってやる的なラルフのあの頑張りには非常に心打つものがありました。またその映画前半との対比も相まって、感動が倍増しました。

やっぱり転職活動も、今置かれている状況から敢えて脱して、もう一度新たな自分で勝負するという部分では勇気も必要だと思うのです。転職する事は奇跡ではありませんが、自分を信じてやり遂げるプロセスという意味では、非常に力をくれる作品じゃないかと思いました。ちなみに2004年のカナダ映画です。是非機会があればご覧になってみてください。

Photo_4

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そもそも「人材バンクネット」って何ですか?

若年層の転職成功体験談!「20代の転職」

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2006.12.20 絆の大切さを痛感!映画「ヘイフラワーとキルトシュー」

絆の大切さを痛感!映画「ヘイフラワーとキルトシュー」

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こんにちは、サポート担当の久保田です。

転職活動をしていると、時に孤独を感じます。特に中々進展しないときにはモチベーションが保てません。そんな時には立ち止まって、家族と触れ合い、絆を糧にもう1度立ち上がるきっかけを探すのもいいかもしれません。


先日ビデオ屋さんで、可愛らしいジャケットの映画を見つけたので借りてみました。
それは2002年のフィンランド映画「ヘイフラワーとキルトシュー」です。

フィンランドの風土、ただずまいからインテリアの細部に至るまで本当にオシャレで、それだけでも笑顔になる作品です。

72分という尺なので中だるみも感じられず、一昔前の海外のホームドラマのような雰囲気を醸し出していますが、そこには家族・姉妹愛・近所の人との絆も描かれており、とても素敵な作品になっています。少し前の日本が抱えていた、当たり前に共に暮らしている中での家族のすれ違いのドラマですが、今の日本は更に個々人が精神的にも孤立しているので、この世界が羨ましくも感じます。

(以下一部ネタバレあり ご了承ください)

研究に没頭し家をかえりみないお父さん、家事が出来ないお母さん、誰かにかまって貰えないと常に不満な妹キルトシューの三人と、その三人を支える幼き大黒柱の姉ヘイフラワーの葛藤。

物語は主にヘイフラワーの視点から描かれていて、彼女の無垢の頑張りと、自分の些細な願いが受け容れられなかった事に対する不満の爆発全てが愛しく感じます。最後は少々強引なハッピーエンドですが、今の日本の家族に一番欠けているものを見せつけられたような気がしました。

でもパパもママもあと30分早く「レースのあのズルはいけないよね、本当はお姉ちゃんが1番だったよね」と認めてあげればあんな大事にはならなかったのに!とかすっかり世界に没頭してしまいました。発酵したカラフルなパン生地が、鉄砲魚のようにピューピュー飛ぶシーンは痛快で笑ってしまいました。

Photo_5

いやはや、ヘイフラワーのような娘が自分にいたら、絶対に嫁には出したくないでしょうね(笑)

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ヘイフラワーとキルトシュー 公式HP

劇場公開作鑑賞後は、匿名キャリアシートを公開させませんか?

そもそもまだ登録がお済みでないよという方はこちらから!

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2006.08.21 【魂の仕事人】編集家 竹熊健太郎氏インタビューへの感想コメント

【魂の仕事人】編集家 竹熊健太郎氏インタビューへの感想コメント

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竹熊健太郎氏

「魂の仕事人 編集家 竹熊健太郎氏インタビュー」にいただいた感想を紹介します。心のこもった感想をありがとうございました!(いただいた感想は随時アップしていきます)。

…………………………………………………………………………………………
【記事紹介】

自分の好きなこと、やってて楽しいことで生活できたらどんなにいいだろう。
しかし、たいていの場合、さまざまな現実の壁にぶつかり趣味と仕事は分離を余儀なくされる。
しかし「遊び」を「仕事」にして20数年間生きてきた男がいる。竹熊健太郎45歳。
今回は『サルまん』などでメディア界に旋風を巻き起こしてきた「編集家」に「好きなことを仕事にして生きていくということ」について熱く語っていただいた。


インタビュー記事本文はこちら

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
おもしろ度★★★★★
お役立ち度★★★★★
たけくまメモの読者です。このページもブログに紹介されていてここに来ました。今転職を考えていますが、何を目指して次の職場に移ればよいかというところでとても迷いがあるので。この記事は興味を持って読ませていただきました。
【職種】技術系
【年齢】25歳
【性別】女性

おもしろ度★★★★★
今後の参考になった
【職種】ウェブデザイナー
【年齢】30歳
【性別】女性

おもしろ度★★★★★
お役立ち度★★★★★
サル漫、箆棒な人々の名物編集者がこんなに葛藤されていたとは知らなかった。でも現在に至る過程を知り、励みになった。
【職種】エンジニア
【年齢】38歳
【性別】男性

おもしろ度★★★★★
お役立ち度★★★★★
ネットショップという形態で、自作の英語教材を販売して生計をたてて2年半になります。
どうしてもなりたかった英語講師に、専門学校在学中にTOEIC920を取っても「大卒ではない」という理由でなれませんでした。
年収レベルでいうと150万円という、生活するのにギリギリな線で、同年代の人たちと比べてしまうと引け目を感じてしまう中、『自分を貫けばいいんだ』と、先達からアドバイスをもらった気分になりました。
【職種】自営業
【年齢】31歳
【性別】男性

おもしろ度★★★★★
お役立ち度★★★★★
画一的な日本社会において、自分の考えに従い、既存の体制のどっぷり使わず、その体制内で自分を失わずに食べていける人が存在すると言う事は日本社会も封建制から抜け出しつつある事を意味しているのでしょうか。サイトを訪れて、地球化の進む今日、これからは個人性をもっと発揮して生きる日本人が多くなって来そうな事に目を触れる事ができ、嬉かったです。
【職種】企業対応トレイナー
【年齢】56歳
【性別】女性

おもしろ度★★★★★
お役立ち度★★★★★
竹熊さん頑張って下さい。
【職種】カメラマン
【年齢】57歳
【性別】男性

おもしろ度★★★★★
お役立ち度★★★★★
同い年で、同じ(ほんの少し畑違い)世界で生きてる身としては、共感。
【職種】自営
【年齢】45歳
【性別】男性


おもしろ度★★★★★
お役立ち度★★★★★
今34歳です。新聞配達をアルバイトでして暮らしています。最近CGに興味を持ち、今から大検を受けて芸大に行こうと思っています。
いろいろな制約から時間がありませんが、自分の頭の中の世界を表現したい、そう決めました。将来フリーになって、自由に時間を使いたい。結婚も年金も今は考えていません。この時期に決めたのにはわけがあるんですが。ありがとうございました。
【職種】配達業
【年齢】34歳
【性別】男性


おもしろ度★★★★★
お役立ち度★★★★
竹熊氏のエッセイは、いつも面白い。
しゃべり方が上手なんでしょうね。
【職種】会社員 営業
【年齢】38歳
【性別】男性


おもしろ度★★★★★
お役立ち度★★★★★
僕はいま高校生で進路について考えているのですが、かなり参考になったと思います。
人生何が糧になるかわからないなぁ・・
【職種】高校生
【年齢】16歳
【性別】男性


おもしろ度★★★★★
お役立ち度★★★★★
まさに、自分の青春時代にダブって見えたインタビューでした。というか、自分の友人たち、あの時代、かな。
続編楽しみに、またこれからも陰ながら応援してます。竹熊健太郎殿!
【職種】教員
【年齢】46歳
【性別】男性


おもしろ度★★★★★
お役立ち度★★★★★
私自身『コージ苑』が好きでした。
【職種】無職
【年齢】57歳
【性別】男性


おもしろ度★★★★★
お役立ち度★★★★★
職場と自分の目標のギャップに悩んでいたので、励みになりました。
【職種】コンサルティング会社契約社員
【年齢】31歳
【性別】女性


おもしろ度★★★★★
お役立ち度★★★★★
竹熊さんクセあって面白いですよね。サルまんも好き。応援してまーす。
【職種】無職
【年齢】32歳
【性別】男性


おもしろ度★★★★★
お役立ち度★★★★★
お話を伺い、元気が出ました。ありがとうございました。
【職種】翻訳
【年齢】34歳
【性別】男性

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2005.11.28 小林監督の『バッシング』がグランプリを受賞!

小林監督の『バッシング』がグランプリを受賞!

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魂の仕事人、第2回に登場していただいた小林監督の『バッシング』が
見事「東京フィルメックス」で最優秀作品賞を受賞しました。

これがきっかけで配給が決まり、
もっとより多くの人の目に触れることを切に願います。

観終わった後、日本、日本人、そして自分自身について
深く考えざるを得ない映画ですから。

小林監督、おめでとうございます!

……………………………………………………………………………………

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 ■魂の仕事人 小林監督インタビューはこちら

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2005.11.22 小林政広監督 × 「バッシング」 鑑賞記

小林政広監督 × 「バッシング」 鑑賞記

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去る11月20日、有楽町朝日ホールで「第6回東京フィルメックス映画祭」が行われ、「キャリア&転職研究室」の「魂の仕事人」にもご登場いただいた、小林政広監督の「バッシング」が上映されましたので、揃って行ってまいりました!見終わった後のスタッフ2人の掛け合いをご覧ください!
(山・ダイビング好き 久・アイドル好き)


 「東京フィルメックス2005」で上映された小林監督の『バッシング』、どうだった?

 いやーとても面白かったですよ。尺の短い作品でしたがとても印象に残りました。

 どういうところが?

 前作の「フリック」は「自分とは遠い場所でのフィクション」として観たのですが、今回の「バッシング」は初めに大きく「この作品はフィクションです」と表示されたにも関わらず、題材が実際に起きた事を基にしているので妙にリアルでした。「ノンフィクションを匂わすフィクション」というカテゴリーで、異色の作品という雰囲気が作品全体から感じられましたね。

 なるほど。これまでの小林監督の作品、全部観てるんだけど明らかに作風が違うよね。これまではエンターテインメントにこだわるというか、絵作りとかストーリーとか凝りに凝って作ってたんだけど、今回はお得意のカメラ固定ロング長回しとか全然なかったし、話も二転三転するということもなかった。ごくごく自然に話が進んでいったよね。

 淡々と進む話が実は一番リアルなんですよね。実際我々の生活って同じような日々の繰り返しですし。そんな世界が展開されたので観客側も抵抗無く受け入れる事ができる。だからこそ世間からバッシングに遭う主人公と、その周りを取り巻く環境にもすんなり感情移入することができました。また無駄なセリフも演出もBGMもなく、内容に集中して観る事ができましたね。

 そうだよね。淡々としてるけど決して退屈じゃなく、主人公に感情移入できるというか。個人的には主演の占部房子さんの演技が最高だったな。あの自然体の演技なんだけど、痛みとか苦しみとかがリアルに伝わってくるというか。

 既に帰国後という設定でしたし、相当役作りも難しかったと思いますが本当に素晴らしい演技でしたね。特に後半、自分を必要としてくれる場所がここにはないと涙ながらに訴えかけるシーンは見事でしたよ。あと父親役の田中隆三さんも素晴らしかったですね。

 日本人の病理も大事なテーマのひとつなだけに、もっと多くの日本人に観てもらいたいよね

 そうですね。ある意味メディアを含めた日本社会を象徴するような作品なので、多くの方に観ていただきたいです。でも今現在まだ配給会社が決まっていない状態なんですよね……。監督も仰られていましたが政治的主題ではないワケですし、もっとオープンに受け入れてもらいたいです。カンヌに出品された日本映画を日本で観られないなんて寂しい事ですからね。

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2005.09.28 『モーターサイクル・ダイアリーズ』を観ました

『モーターサイクル・ダイアリーズ』を観ました

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今日は月曜日ということもあり、仕事を早めに切り上げ、『モーターサイクル・ダイアリーズ』を観る。
モーターサイクル・ダイアリーズ

若き日のチェ・ゲバラとその相棒が南米大陸をバイクで(途中まで)旅する物語。

この旅の過程で資本家に搾取される貧困層とふれあう中で「これでいいのか?」という資本主義への疑問と革命への情熱が沸々と沸いてくる。
ゲバラが革命家への道へと突き進むきっかけとなった旅を描いた作品。

旅に出る若き日のゲバラは医大生で、専門はハンセン病。旅の途中で、南米のハンセン病の療養所に滞在してしばしスタッフとして働く。療養所で集団生活する患者とゲバラの交流も大きな見所のひとつ。

療養所に入るにあたって、医師にゴム手袋をはめるように勧められるが、ゲバラは「ハンセン病は伝染病じゃないからこんなものをする意味はない」と厳然とこれを拒否。

(もっとも、医師も自ら好んで手袋をしているわけではなく、療養所を仕切っている修道女が決めたルールにやむをえなく従っているだけだったのだが。要するに修道女を敵に回すと何かと不具合がでるからという理由だ)

素手で患者たちと握手するシーンには心が震えた。あと、誕生日に患者が暮らす療養所と、医師たちが暮らす診療所を隔てる川を泳いで渡るシーンにも。

その行為そのものに対してではない。
己の信念を何の迷いもなく貫き通そうとしたその姿勢にだ。

藪本雅子さん『女子アナ失格』という本に、日本政府のハンセン病患者に対する長きに渡る虐待と阻害、差別の歴史(それはまさにれっきとした国家犯罪だ)が書かれてあったのだが、南米ではその真逆だった。

1951年当時からすでにハンセン病は伝染しないとみんなが知っており、療養所では人を人とも思わないような拷問や迫害が行われることはなく、治療を受けながら普通に暮らしていたようだ。

しかし日本では同じ頃改悪された「らい予防法」が参議院で可決され、政府、そして一般市民によるハンセン病患者の「蹂躙」はさらに加速する。
世界はハンセン病患者の解放、社会復帰への道を支援しようとする流れになっていたにも関わらず。

つくづく日本、そして日本人って怖いと思う。
(ハンセン病に関しては藪本さんのブログ、そして『女子アナ失格』を参照されたし。藪本さんインタビューはこちら


映画に話を戻すと、ゲバラは弱者に対する思いやりと共感が人一倍強い人間だったのだろう。それがハンセン病患者への接し方、そしてキューバ革命へとつながっていく。
上流階級の裕福な家に生まれながら、どうしてその視点を持つことができたのかがいまいち分からなかったのが残念だったが。その辺は本を読むことで補うことにしよう。

映像関係では、チリやペルーの山岳風景やマチュピチュ遺跡など、南米の美しく壮大な風景も心をいやしてくれる。

ロードムービーはやっぱりいい。無性に旅が恋しくなる。
あ~俺もバイクで現実逃避の旅に出たい~。

(編集・山下)

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2005.09.26 転職適齢期も気持次第?「恋愛適齢期」を観た

転職適齢期も気持次第?「恋愛適齢期」を観た

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「転職先でやっていけるか不安・・・」「転職するにはもう年齢的に厳しいかも・・・」なんて弱音を吐きそうな時には、時には弱音を吐き、何度も心臓発作で病院に運ばれながらも、本当の愛を得たこの映画に励まされるのもいいかもしれません!

昨日WOWOWで放映していた「恋愛適齢期」を観ました。主演のジャック・ニコルソンと相手役のダイアン・キートンを中心に描かれるラブコメです。60代の男性と50代の女性の恋模様でありながら「恋愛適齢期」というタイトルは凄いですよねー。ただジャック・ニコルソン演じる大富豪のハリーは、それまで若い女性とばかり付き合ってきて、本当の恋をした事がなかったんですね。そんな時にずっと年下の恋人マリンの家に行った時、母親であるエリカと会い、徐々に惹かれあってゆくお話です。ここにキアヌ・リーブス演じる医者のジュリアンが絡んできて面白くなってくるのです。

内容もありきたりではありますが、主演2人の飾らない演技(それでいて物凄く上手い!)にすっかり魅入ってしまいました。海辺で語り合う2人のシーンはまるで長年連れ添った夫婦の様でもあります。またジャックを見ていると、昔に比べて今は老いても元気ハツラツって人が多いなと痛感。私はまだ30前ですが、年を重ねてもジャック・ニコルソンが演じたハリーのような若い感性を持ち続けていきたいと思います(別に若い女性と付き合い続けたいという意味ではありません)。

死ぬまでがずっと「恋愛適齢期」ならば、様々な仕事に挑戦したいという気持、つまり「転職適齢期」も死ぬまであっていいんじゃないかな?と思うのです。思い立ったが吉日。勿論「恋愛」も「転職」も相手あってのものですが、それでも意志を強く持ち、信念を貫く姿勢に人は心を動かされるのではないかなあと思ってしまいました。

(カスタマーサポート・久保田)

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2005.05.04 古臭い映画こそ新鮮な映画かもしれません

古臭い映画こそ新鮮な映画かもしれません

以前、某自腹で映画を観て言いたい放題のオヤジさんが「チャップリンの映画なんて古臭い」と言ってた事がありました。私自身、あまりサイレント映画を始め、クラシック映画を観る機会はありませんが、たまに地方の局でチャップリンの短編が放映されていると、自然と目が釘付けになります。古臭いはずのチャップリンの映画が、自分自身何故これほどまで気になるのか不思議でなりません。なんとなく見ていても、あの独特の動きやコテコテな笑いに明るくなれます。笑いあり涙ありの映画史上最も偉大な「喜劇王」として有名なチャップリンですが、多くの作品では主演だけではなく監督、脚本、製作、音楽担当も務め、改めて彼の多才ぶりが窺えます。

以前、スティーブン・スピルバーグ監督がアクターズズスタジオインタビューの中で「力量のある映画は、音楽を消しても映像だけでどんなシチュエーションかをちゃんと伝える事ができる」と言っておりました。サイレント映画はまさに、映像で伝えなければ何のこっちゃ分からないという部分においても、高い完成度が要求されるのではないかなと思います。

先日、チャップリンの代表作の1本であるサイレント映画「キッド」(’21)をWOWOWで拝見しました。ちゃんとしたストーリーがあって、演技力のある役者が揃うとそれだけで「名作」って完成されるんだなあと痛感致しました。

とにかくチャップリン映画ならではの笑わせる部分も満載なんですが、子供が絡むってだけでも泣けるのに、この子役がまたメチャメチャ上手いんですよね!?特に終盤、孤児院に連れて行かれそうになった時、神に祈るジャッキークーガン演じるキッドと、そうはさせまいと必死に抵抗するチャップリンとの間のやりとりから伝わる感情は、まるで本当の親子以上のようで、言葉のやりとりも無いのに、抱き合うシーンに思わず胸が熱くなりました。

いい映画を観たなーと思わせる50分間です。もう84年前の映画ですし、今の映画に比べたら何もかもが古臭いかもしれません。それでも人間同士の絆や愛が希薄になった現代、この作品をただ「古臭い映画」と片付けるだけなのも違う気が致します。CGをふんだんに使い、制作費何百億の中味の薄い娯楽作が当たり前のハリウッド映画全盛の昨今、笑わせた後に泣き所を持たせる映画は逆に新鮮に感じますし、このような映画を今後も数多く観ていきたいなあと思いました。

(カスタマーサポート・久保田)

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2005.05.02 香港映画はいかが?

香港映画はいかが?

最近、「これ見ても、2時半ごろには終わるな」と思うときは、家に帰ってビデオを観ている。先週はほぼ毎日、帰宅後すぐちゃちゃっとお風呂に入って、お布団を敷いて、スタンバイOK。電気を消して、ビデオのスイッチオンの生活を送っていた。この2週間でたぶん15本くらい借りてきた気がするのだが、すべて香港映画。

久しぶりに『男たちの挽歌』を観たら、すっかりハマってしまったのだ。
もともとチョウ・ユンファの大ファンだし、香港映画も大好きなのだけれど、久しぶりにずーっと香港映画漬けの生活を送ってみて、「こんなにみていて、飽きないのはなぜだろう?」と考えてみた。

『男たちの挽歌』のハードボイルドタッチも「かっくいー」とはまってしまうのだけれど、コテコテのコメディなところもなぜかはまってしまうのだ。

10年ほど前、ちょうど『恋する惑星』が公開されて、香港映画を観始めたのをきっかけに、「じゃあ、本場で映画観てきますか」と、香港に映画を観に出掛けたことがある。映画館でチケットを買うと、座席指定なんですね、これがすべて。何時何分からのこの席、って指定して買う。で、英語字幕も出るから、なんとなーくですがストーリーもわかる。

「面白い作品を発掘するぞ!」と出掛けた割に、オオオッと思えるものにはあんまり出会えなかったが、香港映画の片鱗がわかった気もしたのだった。というのは。。。

映画館で観ていると、コテコテのところでみんな笑うんですね。例えば、おかま役の男性が出てきただけで、笑う。おかま=笑う存在として、ある種のわかりやすいルールが確立していて、そのことにびっくりしてしまった。

「えええ? こんなところでみんなが笑うの???」

香港映画って、わかりやすい図式の中で作られているところがある種のポイントだったんだと、肌で感じた体験だった。

で、久しぶりに香港映画漬けになってみて。
これが、笑ってるのだ、自分が。いわゆるわかりやすい図式の中の笑いに。
このわかりやすさの中の笑いが、これまた癖になるのだ。「なんか、観ないといられない」というような、麻薬の作用を持っている。「やっぱりスタイリッシュじゃなくちゃ」などと思わず、ラクチンな心地よさの中で笑うのをよしとしているのは、年をとったからかなあ、それとも素直になってきたってことなのかなあ。

疲れたときに、香港映画おすすめです。
『ゴッドギャンブラー2』に出てくるチャウシンチーもかなりいけてます。

編集・中村

週刊キャリア&転職研究室は、マジメな?読み物いっぱいです!
ぜひ、お立ち寄りを。

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2005.04.17 インファナルアフェア Ⅲ 終極無間を観てきました

インファナルアフェア Ⅲ 終極無間を観てきました

ランキングに参加しています。宜しければワンクリックにご協力ください。

『インファナルアフェア Ⅲ 終極無間』を直訳すると、「地獄道の末路」ということにでもなるのだろうか。

一日どんよりとした気持ちになってしまった。
公開初日に観た『インファナルアフェア Ⅲ 終極無間』が
一日中、尾を引いてしまったというわけだ。

95年ごろ、『恋する惑星』が日本で公開された頃から
すっかりはまってしまった香港映画。
最近まで、超のつくほどトニー・レオンのファンだったし、
『天使の涙』『ラブソング』のレオン・ライには
「しびれる~~~」ってな、はまりっぷりだった。

一方、アンディ・ラウはその正統派の二枚目顔から
どうにもはまることができずにいたのだが、
『インファナルアフェア Ⅲ 終極無間』を観終わって
感情移入をせざるを得ない状況になった。

相変わらず、レオン・ライは「何を考えているのかわからない人」
というお得意のポジションにいて、
そのわからなさからくるクールな素振りは
カッコイイといって差し支えないものだったし、
トニー・レオンは、お得意の子犬顔
(黒目の面積が大きくなる驚きの表情)を存分に発揮したかと思うと、
突然、男に転じてしまうギャップが
観る者をひきつけるラブシーンもあったりと、
寂しげな雰囲気が魅力のこの2人の俳優へのハマリどころは存分にある映画だった。

香港俳優ファンとして観れば、
十分、鑑賞の価値が高いこの映画だが、
直訳すれば「地獄の道」というタイトルをもつこの映画は、
やはりかっこよさだけを素直に味わわせてはくれない。

だとするならば、「地獄の道」をもっと突っ走って欲しかった

(以下、極力ネタバレしないように書いたつもりですが、
微妙に出ているかもしれません。また、
前向きな感想ではないので、ご容赦ください)

トニー・レオンとアンディ・ラウとを徹底的に対比させ
どちらにも肩入れしないことで成功した
『インファナルアフェア』のよさが
『インファナルアフェア Ⅲ 終極無間』では、
失われているような気がしてならないのである。

この3部作、公式ホームページをよーく読んでみたところ、
『インファナルアフェア』と『インファナルアフェア Ⅲ 終極無間』は
もともと構想段階から考えられていたもので、
『インファナルアフェア Ⅱ 無間序曲』だけが、
後から挿入されたエピソードだという。

しかし、『インファナルアフェア』で出演者を皆殺しにしてしまった後で、亡霊のようにその人々を復活させる『インファナルアフェア Ⅲ 終極無間』の構造には、少々無理があったのではなかったか。
潜入捜査官VS警察に潜入したスパイという1対1の構造が
『インファナルアフェア Ⅲ 終極無間』では崩れてしまったように思えた。

「運命は人を変えるが、人は運命を変えられない」が
本作品のテーマだとすると、
アンディ・ラウもトニー・レオンも、
身近な仲間を売り続けていたという意味において、
無間地獄を味わい続けるのが筋だろう。

『インファナル・アフェア Ⅲ 終極無間』においてのアンディ・ラウは
無間地獄を存分に味わうはめになるのだが、
じゃあ、トニー・レオンは? という疑問が生じてしまうのである。

『インファナルアフェア Ⅲ 終極無間』は、
トニー・レオンの幸福な日々を描いてしまったところに
つまりは、警察という正義・善の側と、マフィアという悪の側を
文字通りに捉え、本来なら同一の地平上にいるかもしれないことを
置きざりにしてしまったところに、つまらなさ露呈してしまった。

コカインを広める人間=無間地獄を広める人間であるという意味においては、確かにマフィアの側は悪となる。しかし、それについて言及していないこの作品が、字義通りの善悪の構図の上にストーリーを展開していることは、いただけない。そこがアンディ・ラウ一人に地獄を味わわせているように見えてしまう大きな理由の一つだろう。

『インファナルアフェア Ⅲ 終極無間』は、
アンディ・ラウが善人の道を選べたかに思えるまま終らせるわけには
ならなかったという意味で、
1作目の続編として必要だったのは理解できるのだが、
対比させるものを間違えたような気がするのだ。
アンディ・ラウ、トニー・レオン両者ともに、
もっともっと救いのない地平を見せた方が
よかったように思うのは、私だけだろうか。

この映画をご覧になった方の感想、教えてくださ~い!


■インファナル・アフェア 公式ホームページの読みどころ
キャストのプロフィールが意外と面白い。
トニー・レオン|ヤン
香港生まれ。81年、テレビ局TVBの俳優養成所に入所。在籍当時から注目され、卒業後、TVBと正式契約し、アンディ・ラウと共に若手スターとして活躍。89年『悲情城市』で国際的評価を得る

アンディ・ラウ|ラウ
香港生まれ。テレビ局TVBの俳優養成所出身。88年にウォン・カーウァイ監督の『いますぐ抱きしめたい』の大ヒット以降、トップスターの道を走り続け、100本を超える出演作がある

アンディ・ラウは元スタントマンだったと聞いたことがある。調べたんだけど、見つからなかったのでホントかどうかはよくわからない。でも、『いますぐ抱きしめたい』で主役を張ったのは、27歳の時だと考えると、そうなのかもなあと思う。トニー・レオンのプロフィールには「在籍当時から注目され」との一言があるのを比べると、やっぱりそうかなあと思ったりする。
これもホントかどうかわからないけれど、6、7年前に、アンディ・ラウが来日した際の通訳をしたという香港出身の知人から、「理容師の資格を持ってるって言ってたよ」と聞いたことがある。いつ食えなくなるかわからないからという理由だった記憶がある。
取材時にも、さりげなくセッティングを手伝っていたなんて話を読むと、「いい人なんだなあ」と妙に親近感がわいてしまうのだ。
映画の中のトニー・レオンとアンディ・ラウを見比べると、なぜかアンディ・ラウに人間臭さを感じるのだが、こんなエピソードがそう思わせるのか、それとも本当に庶民派なのか。
(↑この映画ですっかりアンディ・ラウに肩入れしてしまったので、かなりの独断と偏見が)

もうひとつ。カリーナ・ラウは、香港ではなく中国の蘇州生まれなんだとホームページで知って、他の香港女優とは一味違う存在感の理由がわかった気がした。

出演者の年齢なども比較できて、キャストプロフィールはかなり面白い。

(編集・中村)

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2005.04.15 「インファナル・アフェア」の完成度がよかっただけに……ちょっと心配・完結編

「インファナル・アフェア」の完成度がよかっただけに……ちょっと心配・完結編

いよいよ明日だ。
何が?
「インファナル・アフェアⅢ」が公開される。

準備は万端だ。すでにⅠとⅡは最近DVDで観直した。
完璧だ。

しかし……、香港映画商法ってすげーなと最近思うんである。

「3部作、遂に完結」としきりに宣伝しているが、そもそもこの「インファナル・アフェア」は、1作目で十分完結してる作品だ。3部作のつもりで作ったんじゃあないはずなのに「3部作、遂に完結」なんていっている。公式サイトによると、「謎」を解く15のキーワードがあるんだそうである。

「インファナル・アフェア」は、トニー・レオン扮するヤンは、潜入捜査官。一方アンディ・ラウ扮するラウはマフィアが警察に送り込んだスパイ?だ。本当は自分のいるべきはずではない場所にいる2人が主人公である。何度もいうが、ストーリーは1作目で十分完結している。たいした謎も、ない。なので、2作目では、それぞれの主人公およびその周囲の人たちの若い頃を描いた。しかし3作目は、1作目の前後のエピソードで、きっとアンディ・ラウが主役となるのだろうが、何かがちょっと不安なのだ。

トニー・レオン、アンディ・ラウ、さらにレオン・ライが加わるという、90年代に香港俳優ファンになった人間にとってはたまらない顔合わせ、色男満載のキャスティング、これで元アクション俳優であるアンディ・ラウのアクションでも観られればサイコーなんだけれども、今回は精神を崩壊させていく役らしく、ちょっと残念。

ということで、キャスティングは超豪華だ。トニー・レオンんちは、夫婦(事実婚状態)で出演してるし。キャスティングに不満なし。しかし、1作目の引き締まった終わり方を、崩してしまう心配が否めない。予告を見る限りでは、1作目のラストシーン付近の映像と、予告で使われている映像が違っていた。つまり、1作目の終わり周辺のストーリー、「謎」とか呼ばれる何かが、新たに加えられる可能性が高いということだ。

1作目の完成度を3作目が存在することで壊しそうな、そんな不安がちょっぴりあるのである。


ある映画がヒットした場合、続編が作られることはよくある。
コッポラは、「ゴッドファーザー」がヒットし「ゴッドファーザー2」を作成するにあたり、「映画のタイトルに2(two)をつけたのは、私が初めてなのだ」と語っていたが、このようにして2、3と作られていく。
これは、ファンにとってはありがたいものである。

しかし、香港映画の場合、死んでしまった人間を、妙な形で平気でよみがえらせてしまう伝統がある。
たとえば、「男たちの挽歌」のラストでチョウユンファ扮するマックの死は、この映画が傑作である大きな要素をになっているのだが、「男たちの挽歌2」では、凄まじい死に方をしたはずのチョウユンファを、「実は双子の弟がいたんです」と、名前を変えて登場させる。こんなのアリ?という衝撃度だ。
「男たちの挽歌3」(監督ツイハーク)では、マックの若い頃を描いているが、「性格が、ぜんぜん違うんですけど」という状態なのだ。「これ、別人だよね」というくらい、性格が違う。名前は同じなのに(まあ、製作ツイハークだからと思えば、もうぜんぜんOKなんだけど)。

「ゴッドギャンブラー」シリーズでは、1作ごとに主人公が変わる。「ゴッドギャンブラー」の主人公はチョウユンファ、助演がアンディ・ラウ。「ゴッドギャンブラー2」の主演はアンディ・ラウ、助演がシャウシンチー。で、当然、「ゴッドギャンブラー3」の主演はシャウシンチー。これはOK、しかしなぜか「ゴッドギャンブラー2」の最後にチョウ・ユンファが現れる。しかも、「ゴッドギャンブラー2」のために撮影されたとは到底思えない1カットが、突然、差し込まれるのである。黒塗りの車を降りるチョウユンファ。なぜ? 

しかし、これまでの香港映画はそんなこと、これっぽっちも気にせず
俳優の人気度に比重を置いた映画作りがなされてきた。
それが香港映画のよさでもあると率直に思う。

「インファナル・アフェア」シリーズは、これまでの90年代までの香港映画のような
コミカルさ、出鱈目さが排除された、クールな作品になっている。
それでも、不安があるのです。当初から「3部作にするぞ」で始めていない気がする作品を
3部作にしたときの冗長さが出てしまうことを。
できれば汚さないでいて欲しいです、トニー・レオンの死に様。
謎、わざわざ深めない作品であってほしいです。
「インファナル・アフェア2」が出来たことで、「なぜラウの親分とヤン上司は、あんなに仲が悪くなったの?」など、いくつかの謎は生まれてしまったのだが、
そもそも「インファナル・アフェア」には大した複線などなかったし、完結さがよかったのだから。

4月16日(土)公開。
アンディ・ラウとレオン・ライが観れて素直にうれしい香港映画ファンの中村でした。
(編集・中村)

■関連ブログ
インファナルアフェア Ⅲ 終極無間を観てきました

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2005.04.14 見たい作品がいつでも見れるなら、ぜひともネットとメディアを融合していただきたい!

見たい作品がいつでも見れるなら、ぜひともネットとメディアを融合していただきたい!

10年ほど前、出版業界に入った。
当時は、「欲しい本が本屋にない」との言葉をよく聞いた。
単行本が以前に比べると気軽に出版されるようになったからなのだろうか、
本屋に行くと、とにかく数多くの新刊が所狭しと並んでいた。
しかし、肝心の「欲しい本」がないのである。
お手軽単行本が書店のスペースを占めてしまう、
出版サイクルを早めてしまうなどにより
「あの本良さそうだ」と思いながらも買わずにいると
書店に行っても見つからない、問い合わせても絶版だ
なんてことが、多くなってしまったのだ。

「欲しい本が本屋にない」を解決するには、コツコツと足で探すしかなかった。
つまり、古本屋めぐりをするわけである。

その状況を変えてくれたのが、ネットの書店だった。
本屋になくても、絶版にさえなっていなければ、買える。
絶版の本だって、「うちにならありますよ」と古本屋めぐりをしなくても
ありかを教えてくれる。
これはかなり画期的だ。

最近、「ネットとメディアの融合」という言葉をよく聞く。
TVにしても映画にしても、「見たいのに見れない」作品が数多くある。
例えばドキュメンタリーがその一例だ。

ドキュメンタリーには、膨大な気の遠くなるような時間をかけて制作されている作品が数多くある。
しかしTVでは、仮に再放送されることがあったとしても、いつくるかわからないその日をただひたすら待ち続けるしかないし、その日を知らずに過ごしてしまうかもしれないという、その作品が見れるか見れないかは偶然に委ねるしかないような状況なのである。

ドキュメンタリー監督・森達也氏のTV時代の作品を見たい
と思っても、見られない。
プロジェクトXをまとめてみたいと思っても、ビデオ化されている作品やNHKアーカイブス(過去の番組の図書館のようなもの)に足を運ばないと見られない(しかも見れたとしても、一部だけ)。

ドキュメンタリー映画も同じような状況で、
特集上映の予定をこまめにチェックしていないと
見たい作品が見られないのだ。
山形まで行けば、いつでも見れるかもしれないが)

これらの志向は、マス向けではないかもしれない。
一部の人間しか、「ドキュメンタリー見たいよぉ」と思っていないのかもしれない。
しかし、「手軽に見れるなら、見たい」と思っている人は確実に存在する。

ネットの果たす役割は、TVのようにマスにターゲットをあわせることではなく、
少数派の欲望を充足させる機会を増やすことにあるような気がしている。
少数派の数が積み重なれば、マスになる。
また、機会をつくることにより、それぞれの少数派の母数が増えるかもしれない。
「お、こんないいものがあったんだ」を知る機会が誰にでも開かれるからである。

映像コンテンツは、膨大な時間、人足、人間同士のドタバタをかけてつくられている。
せっかくそれだけ大変な思いをしてつくったのだから、
ぜひそれを目にする機会を、増やしてほしい。

●観たい観たいと思いつつ、最近見逃している作品たち
・「草とり草紙」……ドキュメンタリー映画。小川プロの三里塚作品の助監督を務めた福田克彦監督が、成田空港第二期工事予定地に住む80代のおばあちゃんの日々を記録した。このおばあちゃん、すっかり曲がった腰で毎日畑に出る。ときに、土を食べて味をみる。家はボロボロだ、子どもたちも来ない。それでもなぜこのおばあちゃんが、この地を離れない理由がずしりと伝わってくるような作品。←細部はうろ覚えだが、「もう一度みたい」との強烈な思いだけは残っている。

・「職業欄はエスパー」……TV作品。森達也監督の同名の本を読み、ぜひ見たくなった。秋山眞人、堤祐司、清田益章の3人の超能力者を撮影する森氏は、長い時間をかけて彼らの中に少しずつ入っていく。その氏が彼らと接する中で、超能力と思える現象にたびたび遭遇しつつも、ドキュメンタリーの作り手として「信じるのか」「信じないのか」の間で揺れ続ける様をも表出させるこの本を読み、ぜひTV作品も見てみたくなった。

・「三里塚・第二砦の人々」……ドキュメンタリー映画。小川伸介作品。成田闘争=学生運動みたいなイメージしか持たなかった阿呆な私であるが、この作品を見て、成田闘争とは普通の日常を送る人たちの間に突然沸き起こった事件だったことに気付かされた。簡単に言えば、長年住み慣れた我が家なのに、お上から突然「空港になるから、どいて」と言われ、「気に入ってるんだから、どきたくない」と立ち退きに応じない図なわけなのだが、お上が「立ち退きたくない」と言っている人たちをどんどん切り崩していくのである。金で切り崩すこともあれば、逮捕という形で切り崩すこともある。この逮捕されるのは、それまで農業を営んでいた、フツーの悪いことなんてしてない人たちなのだ。そんなお上に、フツーの人たちが闘いを挑む。婦人部(おばちゃん軍団)は、警察(だったかなあ?)が村の道(といっても舗装されてないが)を通るのを阻止すべく、突然、道端に座り込んで、やかんを回しながらお茶を飲み、ぺちゃくちゃしゃべりだす。強制連行される家の前に並んだ若い警官に「あんたたち、こんな仕事をしてて恥ずかしくないのか」と説教をしだす。この作品の中で最大の戦線は、村の人たちで手作りで築いた砦である。砦を守るべく打ちこんだ木柱に自分の子どもを抱えて自らを鎖で縛りつけ人柱となる女性。そして叫ぶ「しょっぴくなら、親子ともども殺してみろ」。たとえるなら、うちの田舎のおばあちゃんが若い頃、突然、闘士となり戦っている図なのだ。最後にはこのおばちゃん軍団が神々しく見える逸品だ。
(三里塚作品は、3作観たが、6作あることを最近知った。しかし、なかなか観ることができないでいる……)

ペーパーヘッズ ドキュメンタリー映画。スロヴァキア/1996。6、7年くらい前?に山形で観た。おぼろげな映像イメージしか覚えてないのだが、「面白かった!」ということだけは記憶に深く刻まれている作品。観られる環境にあればもう一度観たいと思う作品。

(編集・中村)

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2005.03.09 リドリースコット監督も最初は職務経歴で苦しんだ!?

リドリースコット監督も最初は職務経歴で苦しんだ!?

失業保険を受給しながら映画を作っていたと言えば、カルト映画「イレイザー・ヘッド」制作時のデイビッド・リンチ監督なのですが、今日は彼の話ではなく、別の監督のお話です(笑)

映画監督でリドリースコットという方がいらっしゃいます。彼は今でこそ「ハンニバル」「グラディエーター」などの大ヒットにより地位を確立しましたが、最初の頃は自分の思い通りの映画制作が出来ずに、かなり苦労をされたという様子が解説書「リドリースコットの世界」に記述されてあります。

長編1作目「デュエリスト」がある程度の評価をおさめ、続く「エイリアン」がヒットしたにも関わらず、資金繰りに苦しんだ次作「ブレードランナー」ではプロデューサー側と衝突。意見の相違が度々起こった結果、妥協案として監督は本意ではない、途中のハリソン・フォードのナレーションと雪山に飛び立つラストシーンを追加して完成にこぎつけたのです。(ちなみにラストの追加フィルムは、スタンリー・キューブリック監督の「シャイニング」の冒頭シーンの未使用部分を借りたものです)

しかし後になってスコット監督は「あの時の苦労はいい経験だったよ」と述べております。それまで多くのCMやデザイン関係の仕事で実績を上げていた監督も、映画業界ではまだまだという感じで扱われてしまったのであります。

やはり経歴を重ねる前は、仕事をこなして、その結果認めてもらうしかないのですよね。スキルや履歴書だけでは人間の本質までは見えてきませんが、「自分はそこでどんな事を学んだか。どんな苦労をしてきたか」と言った経験とそれを乗り越えた自信から次の仕事へ取り組むといった姿勢に繋がるのではないかと考えます。

スキルや職務経歴といった「書ける実績」だけでなく、苦労を乗り越えた「自信」という「見えない実績」もまた、転職活動においても大きな力になりうるのではないでしょうか?
(カスタマーサポート・久保田)

■関連記事:職務経歴書~劇的ビフォア・アフター見本付き~
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2005.03.06 今週も文化庁メディア芸術祭に行ってきました

今週も文化庁メディア芸術祭に行ってきました

こんにちわ。編集・山下です。

気付けばもう3月。
今週も雪解けの恵比寿へ文化庁メディア芸術祭に行ってきました。

今日は朝イチから
『アップルシード』
『受賞映像作品上映』
『映像シンポジウム』
『アニメシンポジウム』
『グランプリ受賞作 マインド・ゲーム』
と丸一日 写真美術館にいてしまいしました。

ではまず頭から。
『アップルシード』は一応原作が士郎正宗で、
公開当初は話題作だったので見てみた。
率直な感想はがっかり。

いや、アニメーション作品としてのレベルはすごく高い。
特に人間の動作描写はかなり進化したモーションキャプチャと
コンピュータによる画像解析処理を用い、
すごくリアルかつ自然な人の動き(表情レベルまで)をアニメで再現している。

だが、それだけなのだ。
否、それゆえに俺は引いた。

俺は人の動きをそのまま再現したものを見たいわけじゃない。
そんなものをアニメーションに期待しているわけじゃない。

アニメもドラマだ。
ストーリー、セリフ回し、世界設定にものすごくこだわる。
そこに共感できるか否かで、物語にハマれるか否かが決定される。

そういう意味では、『アップルシード』は全然ハマれなかった。
ただ単純に絵がキレイ。動きがキレイというだけのものだ。
ここでいうキレイは決して褒め言葉ではない。

せめて、キャラの眼玉の大きさを
人のリアルなそれに近づけてほしかった。
あれで喜ぶのは真性のオタクだけだ。

さらにセリフにどうしようもない、救いがたいモノを感じた。
それも決めゼリフに。

ここで、俺はトリハダが立った。
もちろん、「すげえ」じゃなくて、「さぶっ!」

ほんとに、あのセリフを聞いたときに
「えええええ????? そりゃないっしょーーーー!!!」
って心の中で絶叫しました。

決めどころで観客にさぶいトリハダ立てさせてどーすんのまじで。

公開当時はちょっとは心引かれたが、
劇場で金払って観なくて本当によかったと思いました。

----------------------------------------------
「アニメシンポジウム」。
これはゼータクなメンツだった。
なんせ司会があの富野由悠季。
アニメに革命をもたらした『機動戦士ガンダム』の生みの親だ。
(初めて小学4年生のときに観て頭をガンダムハンマーで
おもいっきりブン殴られるほどの衝撃を受けるもしかし
周りにガンダムのスゴさを理解できる友達がおらず
一時期孤独の辛酸をなめた経験あり)

カリスマを一目見ようと
全国から結集したアニヲタで会場はてんやわんやの大騒ぎ。
開始30分前からロビーは人で埋め尽くされていた。

しかし私を含む富野教信者は
事前に整理券をゲッツしていたので楽々入場。

やっぱカリスマ富野はすごい。
事前に主催者からオーダーされてたお題など完全シカト。
シンポジウムパネラーのふたり若手監督
(『マインド・ゲーム』の湯浅監督と
『まかせてイルカ』の大地監督)
に鋭い質問をばしばし浴びせまくる。

このツッコミがまた俺たちが聞きたいことズバリだったので
観客としては胸のすく思いだった。
インタビュアーとしてもすげえぜ富野センセイ!

暴走機関車・富野センセイを司会者に選定した主催者に拍手!

今回聞いたシンポジウムとはひと味もフタ味も、
否、レベル・次元が違うものだった。
シンポジウムそのものがエンターテインメントと呼べるものだった。
さすが世界のトミノ。
司会者が彼じゃなかったら、こうはいかなかっただろう。
参加して良かった。

----------------------------------------------------------
そして16:15分からは本日一番楽しみにしていた
『マインド・ゲーム』の上映。

実はこのアニメの原作は今は亡き『コミック・アレ』(マガジンハウス)で連載していた
ロビン西原作の同名のマンガで
連載時はよく読んでいた。

さらに、先のシンポジウムでの湯浅監督の発言、
予告編などを観て超楽しみにしていたのだが……
これが……うーむビミョウ。

確かにつまんなくはなかった。
否、おもしろかった。
要所要所の異常なまでのテンションの高さなどは十分ハマれる要素だった。

各所に今まで観たことのない斬新な処理が加えられていた。
特にアニメと実写の微妙な融合などは特筆に値するだろう。
吉本芸人のアフレコもハマってた。

しかし……ダメだった。
一番の罪は尺が長すぎることだ。

全編1時間45分。
あのストーリーでこれは長すぎる。
これに尽きる。
あのマンガを活かしたストーリーならば80分がいいところだろう。
それならば終始あのハイテンションのままイケたのに……。
残念。

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俺が文化庁長官になって独断でアニメーション作品部門の
グランプリを選ぶとしたら文句なしで『イノセンス』だ。
元々押井守の作品が好きということもあるが、
これにはほんとにまいった。

押井守が「この作品を作ることで確実に寿命を縮めた」と
語っていることでも、いっそうこの作品を好きになってよかったと
再確認できた。

俺も「これを作るために寿命を縮めた」といえるものをつくらねばと
決意を新たにした土曜日でした。


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2005.03.02 進化する75歳に見る人間の可能性。

進化する75歳に見る人間の可能性。

昨日2月28日にハリウッド恒例の映画の祭典である「第77回アカデミー賞授賞式」が行われました。昨年は渡辺謙さんの助演男優賞ノミネートや、「千と千尋の神隠し」が外国語映画賞に選ばれるなど日本でも大きく注目されましたが、本年度は技術賞で「PANAVISION社」に50年間お勤めになられている、宮城島さんという男性の方が受賞しただけで、他の日本人は目立ちませんでした。

今年はマーティン・スコセッシ監督、レオナルド・ディカプリオ主演の超大作「アビエイター」が11部門にノミネートされ注目されましたが、終わってみれば主要部門の内4部門は、クリントイーストウッド監督の「ミリオンダラーベイビー」が受賞致しました(作品賞、監督賞、主演女優賞、助演男優賞)。大作好きの協会が今回は敢えて撮影日数わずか37日の後者の作品を大きく評価した辺り、個人的には非常に驚きました。

クリントイーストウッドは今年75歳です!12年前に「許されざる者」で監督賞を受賞しましたが、昨年「ミスティックリバー」が高く評価され、出演者2人にオスカー像をもたらせました。「ミリオンダラーベイビー」はイーストウッド作品で最高傑作と呼ばれた前作を凌ぐ完成度だと聞きます(日本での公開は今夏予定)。老いてなお進化する脅威の男クリントイーストウッド。「老いた」と思ったら負けですね。

死ぬまで常に可能性を求め続けて頑張る気持ちと、転職の先に自分の可能性を求める姿は、同じ事なのではないか?と仕事と合わせて感慨深く観てしまいました。
(カスタマーサポート・久保田)

自分という素材をもっと生かしきりたい! なら……
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2005.02.23 自分のカラーを持ち続けること!

自分のカラーを持ち続けること!

先日「ぼくの伯父さん」という映画を初めて観ました。衝撃的でした!あんなにほのぼのとして、思いっきり笑いをとる部分もなく、どちらかと言えば淡々と進むのに、それでも先が気になって目が離せない映画は滅多にありません!「将来の機械文明への警鐘を鳴らした映画」等、色々メッセージはあるのでしょうが、あれほどまでに淡々と進みながら、それでいて展開が気になる映画は、逆にとても新鮮で、一度観て大好きになりました!他の監督作品には無い、独特の世界観を持っています。

ジャック・タチという人がこの作品の監督でもあり主演でもあるんですが、彼の熱狂的なファンは今でも根強く、日本にも多くのファンがいるとの事。うなづけます。この監督にしても私の好きなスタンリー・キューブリックやディビッド・リンチにしても、自分のカラーを持った人ってすごく魅力的に映るのです。人の真似ごとでしかない監督さんの映画は、どれも似たり寄ったりで魅力的に映りません。そういう意味ではブライアン・デ・パルマの分割映像も、ダリオ・アルジェントの原色の使い方も全部「自分のカラー」だと思うのです。最近では日本人映画監督も海外で活躍するようになってきましたが、活躍する人は、そのフィールドにしっかり「自分のカラー」を打ち出している事だと思うのです。

転職活動でも「自分のカラー」を打ち出すのはかなり重要な事なのではないかと思います。間違いというものを恐れずに「自分はこうなんだ」という強い信念を持つことで、自分自身の自信にも繋がりますし、それは人に伝わるのではないかと思います。キャリアシートや提出書類だけでは伝わらない「情熱」みたいなものが、人の心を動かすのではないだろうかと信じてやみません。私も早く自分のカラーをはっきり打ち出せる人間になりたく、日々精進したいと考えております。
(カスタマーサポート・久保田)

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2005.02.04 働きマンが熱い!

働きマンが熱い!

編集担当の山下です。

先日、「転職する人びと」のインタビュー取材で
転職した方に話を聞いたのですが、
この方の話がまためちゃめちゃおもしろく、
気がつけばあっという間に5時間が過ぎていました。

しかも聞きたいこと全部聞けてないし・・・。

今まさにガリガリ原稿書いてます!
書いてて自分でも熱いです!

あ、追加取材もしなきゃ!

転職で悩んでいる人、なかなかうまくいかないにぜひ読んでほしい。
そんな内容です!

リリースは2月21日です。
ぜひお楽しみに!


熱いといえば昨日読んだ『週刊モーニング』の月イチ連載
「働きマン」(安野モヨコ)も熱かった!

好きな仕事で頑張ってる人に超おすすめです!

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2005.01.26 転職はチョコレートの箱の中身!?

転職はチョコレートの箱の中身!?

1994年にアカデミー賞で主要6部門を制覇した、トム・ハンクス主演の映画「フォレストガンプ/一期一会」で、主人公のフォレストがバス停で隣に座った人に「ママ曰く、人生はチョコレートの箱のようだ。開けてみるまで中身は分からない」と洒落た事を言います。これは「人生は踏み出して実際に自分が行動を起こすまで、どうなるかは分からない」といった意味だと思っています。

就職活動をしていて最も重要な条件の一つが、「職場の雰囲気」ではないでしょうか。いくら「明るい社風」や「和気藹々とした」といった文章が書かれていても、いざそこに入って本当に自分が順応する事が出来るかどうか、実際入ってみるまで分かりません。

しかし実際、入社するまでに与えられる、その会社の雰囲気を掴み取るチャンスはそう多くありません。オフィスの雰囲気も一度や二度の印象では分かりかねますし、それ以外では書類選考通過時の電話やメール応対、筆記試験での監視官の方の説明ぶりや面接官の質問内容や応対等々。非常に限られてきます。

そんな人々との出会いも含め、人生の一大転機となる転職活動というものは本当に大きな賭けだなあと思います。入社を決意するかしないかによって、全然違う人生を歩み出す事になります。人生はまさしく歩み出すまでどう転ぶか分からない。フォレストの言う「チョコレートの箱」そのもののような気がします。

雰囲気同様、例えその業種・職種未経験でも、自分の中の可能性という箱の中身を覗いてみる勇気と信念を併せ持つ事によって、切り開くチャンスを与えられるのが人生ではないか? などとしみじみ考えてしまいました。

(カスタマーサポート・久保田)

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