森達也氏インタビュー、好評掲載中です

ドキュメンタリー作家 森達也氏インタビューにいただいた感想を紹介します。皆さん、心のこもった感想をありがとうございました!(いただいた感想は随時アップしていきます)。
★詳しくはこちら!→■魂の仕事人 第5回 森達也氏インタビュー
…………………………………………………………………………………
~おもしろ度~★★★★★
~お役立ち度~★★★★★
真実が一つではないことを、頭ではなく心で理解してる方だと思いました。ご自身の迷い、弱さ、等をはずかしがりながらも素直に表現してしまうところは、現代人にとって、一番欠けている、けれど、この社会全体の成長のために一番必要なことだと思います。そして、世界の善も悪も受け入れた上で、世界は豊かで人は優しい、とおっしゃっていますが、ここまでたどり着けるひとは、世の中でも本当に一握りだとおもいます(私は全くまだまだです)。なので当然、社会からの反発は多いと思いますが、私は森さんに今後もどんどん表現していってほしいです。森さんの作品から今後も大切なことを学ばせていただきたいです。応援しています。
【職種】米国にて依存症カウンセリングの勉強中
【年齢】29歳
【性別】女性
森さんの作ったAやA2、ドキュメンタリーの映像は
何度か拝見させていただいています。
森さんのことを初めて知ったのは確か高校生の頃だったと思います。
社会のあらゆることに不満があり、正義感に溢れていて
世の中を批判的にしかとらえることができなかった頃。
それでいて、善と悪に何でも分けてしまう考え方に
今ひとつ納得できなくて、それをうまく自分の言葉にできなくて
尖っていたころでした。
むさぼるように森さんの著作を読んだ記憶があります。
大人が、堂々と、善と悪だけじゃないんだよと言ってくれることが
すごくうれしかったです。大人ってのはみんな理想的でかっこいいことばかり語って
いて
はたして本当にそうなのだろうか、といつも疑問に思っていたから。
就職サイトを探していたら偶然このページに行き着き、
森さんの仕事に対する考え方が聞けて、とても良かったです。
セミナーなどに参加しても、そこにいる大人はみんなキラキラ輝いて
毎日充実しています!と明るく楽しく人生を語ってくれます。
でも、本当はどうなんだろう、働くって、そんなにキラキラしたものなのかな
と、ついつい疑ってしまう私にとって、森さんのお話はとても
現実味を帯びていて面白かったです。
今から就職を考えるわけですが、狭い価値観に捕われず
広く物事を見て仕事を決めていきたいと思いました。
森さんの著作の中でまだ読んだことのない
『世界はもっと豊かだし、人はもっと優しい 』を希望します。
■ペンネーム:あお
■年齢:22
■性別:女
■職種:学生
素晴らしい内容でした。
日々屈託しながら生きてる私ですが、とても元気をもらえました。
森さんのファンでつくづくよかったと思います^^
(たかのさん)
~おもしろ度~★★★★★
~お役立ち度~★★★★
~ コメント ~
組織にいると、どうしてもその風土に染まってしまうものですね。そしてそれが普通のこととして、身についてしまうんでしょう。私自身もあるときから組織にいることが窮屈というか、考え方や制約についていけなくなって辞めようとばかり考えるようになりました。こんな理由でやめるのは逃げなのかなと思いながらずるずる勤めていましたが、そのうち欝っぽくなって、やめました。どうせ辞めるなら、もっと早く辞めるべきだったと、後悔もしました。今はフリーに近い状態です。
終身雇用というのは、もうあり得ないと思っています。いまどき、会社に入ってくる新入社員で、定年まで勤めようなんて人は少数だと思います。それで良いと思っていますし、また、そうした仕事のあり方をもっと普通に認められる社会になって行くんじゃないかと思っています。
好きなことを仕事にするのは、罪悪じゃありません。基本的な欲求だし、みんなもっと自分を解放すればよいのにと思います。ちょっと卑屈になりすぎです。人生に答えはありません。どう生きても、その人が納得した人生なら、それでよいと思います。
【職種】ITエンジニア
【年齢】36歳
【性別】男性
私は先日3回目の転職で現在4社目の会社に就職しています。転職理由は森さんがインタビュー中で話されていた「逃げ」の転職です。私も会社内での理不尽な慣習には我慢できないほうでしたので、転職を繰り返している自分は会社になじめないのかなぁと思っていましたが、私だけではないのだと知り「ホッ」としました。
自分と同じ考えの人がいるもんだと安心したり・・・
森さんの著作は「世界が完全に思考停止する前に」で知りました。読後の感想は、「まっとうなことを言う人がいるものだ~(~本の帯の文言そのままに~)」と妙に感心しました。その後は、斎藤貴男さんの著作に書評を寄せていたりして気になる存在ではありました。
今回のインタビューで森さんはご自分のことを「トロい」と表現されていますが、私は「タルい」(「トロい」と同じ意味です)です。
■ペンネーム:タルい
■年齢:35歳
■性別:男
■職種: 営業職
なかなか人生の重みを感じさせられます。良い記事にめぐり合いました。
■ペンネーム:OJIさん
■年齢:53歳
■性別:男性
■職種:営業
森さんの紆余曲折の連続の人生は、ご本人はいかにもいきあたりばったりであったり、運が左右したかのように語るけれど、ほんとうは自分の心に忠実に生きるために試行錯誤した果てに造り上げてきた人生であっただろうと思います。31歳で映像関係の仕事に就くまでは、相当な模索をしていたはずです。
たまたま私もフリーランスで仕事していまして、やはり紆余曲折の連続で、森さんの人生の道筋と重なるものがあり、大変共感するものがあります。
今だに日本社会は制度的には、終身雇用制に忠実に生きたほうが、得をするような、個人として思いを貫くことが認められにくい社会です。森さんのような人生を紹介することは、人生を模索中の人々にとってたいへんな希望であると思います。
よい記事をありがとうございました。
こんなにもうまく話を聞きだすなんて、どんな質問をしているのだろう? って気になりました。そういうタイプの記事も読んでみたいです。
■ペンネーム おかちゃん
■年齢 36歳
■性別 男
■職種 自由業
~おもしろ度~★★★★★
~お役立ち度~★★★★★
~ コメント ~
いうことに嘘が無い人だと思っています とても注目しています
【職種】フリー
【年齢】33歳
【性別】女性
~おもしろ度~★★★★★
~お役立ち度~★★★★★
~ コメント ~
森達也さんのインタビュー、とても興味深かったです。自分について話す時は「自分はダメだ」「自信がない」と悲観的なほど謙虚なのに、メディアやドキュメンタリーの話になると一転、頑として譲れない信念のようなものが見えました。譲る位なら作りたくないというその姿勢、憧れます。謙虚で自信のない森達也さんのドキュメンタリーが観てみたくなりました。
【職種】
【年齢】25歳
【性別】女性
~おもしろ度~★★★★★
~お役立ち度~★★★★★
僕は、森さんとは逆で、ドキュメンタリー番組を作りたいという気持ちがあって、インドへ撮影と評して飛んでいったが、相次ぐ失敗で、向いてないのかなぁなどと思う今日この頃。今、細々と食うためといって夢半ば、DTPの勉強に手を付け出した状態ですが、こんなことしてていいのかなぁなんて、自問自答の毎日。とにかく、まさにモラトリアム人間を突っ走っている状態です。そんな自分に勇気をくれる記事でした。
【職種】フリーター
【年齢】23歳
【性別】男性
~おもしろ度~★★★★★
~お役立ち度~★★★★★
~ コメント ~
森さんの言われることにとても感銘を受けると同時に、「A」「A2」という森さんの作品をぜひ見たいと思いました。今、米国に住んでいるのですが、どこかに頼めばDVDで注文できるものなのでしょうか。もしご存知でしたら教えてください。
【職種】大学院生
【年齢】46歳
【性別】女性
↑
日本でならアマゾンやビデオメーカーで注文できますよ。米国ではどうでしょう? 日本の友達に送ってもらうのが一番現実的でしょうか。私は両方観ましたがとてもおもしろかったですよ。信者とメディアの見方が変わりますよ。ドキュメンタリーとしてだけではなく、一級のエンターテインメントとしても楽しめました。(編集・山下)
~おもしろ度~★★★★★
~お役立ち度~★★★★
~ コメント ~
森さん応援しています。最近はたくさん本を出されていて追い付くのが必死ですが、考えつづけるための刺激になります。映像作品も楽しみにしています。がんばってください!
【職種】会社員
【年齢】24歳
【性別】女性
記事への感想→森さんの著作のほとんどを読んでいますが、一貫した姿勢の根本には他者、とりわけ弱者への優しい眼差しがあります。気鋭、という形容が似つかわしくないくらいにその言論は普遍的で、特に目新しいものがあるわけでもありません。ただ、ふと気づかせてくれるようなところがあります。例を挙げるならば、北朝鮮に暮らす人々の心性なんかはその最たるものです。メディアで伝えられる彼らの姿はどうにもカルトじみて映りますが、当然のことながら彼らにも僕らと同じように葛藤があり、困窮極める生活とはいえ、その端々では心から笑うことだってあるのでしょう。人は人に優しくするようにできている、森さんの言葉です。そんな森さんが若い頃に付き合っていた方から、「あなたには温度そのものがない」と言われたことがあるとは驚きです。フーテン生活を送っていたことは存じ上げていましたが、今のイメージの真逆をいくような辛らつな言葉です。きっと様々なことがあったのでしょう。著作は言うまでもなく、このサイトのインタビューも通じてその遍歴を辿ることが出来たら嬉しく思います。
(ぺロス/23歳/男/会社員)
行き当たりばったりで、周りに流されるような生き方をしていても、立派に自信をもって生きていけるということを知っただけでも価値がありました。
(象嵐/27歳/男性/事務職)
~おもしろ度~★★★★★
~お役立ち度~★★★★★
~ コメント ~
私も基本的に、飽きっぽく、仕事が続かないのですが、森さんの記事を読んで、いろいろな仕事をしてみるのも悪くはないんだなって、勇気付けられました。
【職種】無職
【年齢】25歳
【性別】女性
~おもしろ度~★★★★★
~お役立ち度~★★★★★
~ コメント ~
意外ですよね。
【職種】カメラマン
【年齢】56歳
【性別】男性
おもしろ度★★★★★
お役立ち度★★★★★
森さんは、森達也という職業を起業したのかもしれない。本人も気づかぬうちに。この仕事は、まだ発展途上でこれからもどんどん姿を変えてゆくかもしれない。
【職種】無職
【年齢】48歳
【性別】男性
おもしろ度★★★★★
お役立ち度★★★★
人間にとって、仕事って何なんだろう?
いや、自分にとって何なんだろう?
【職種】無職
【年齢】48歳
【性別】男性
おもしろ度★★★★★
お役立ち度★★★★★
映画観て、本も読んでみます。
【職種】会社員
【年齢】35歳
【性別】女性
…………………………………………………………………………………………
【取材後記】
森達也の作品には答えがない。また、「ドキュメンタリーとは主観である」といいつつも、作品自体には声高な主張やメッセージもない。あるとしたら、「この後は、自分たちで考えてみて」。ただそれだけだ。答えは観る者一人ひとりの中にある。それを自分の頭で考えろ。そう言われているようだ。
森さんの作品を観たら、この世界、そして自分自身と向き合わざるをえない。多面的で矛盾をはらんだそれらと向き合うのはつらい作業だ。だがしかし、たまに向き合うのも悪くない。そう思わせてくれる。いろんなことがおぼろげながら見えてくるからだ。作品を観るまでは見えなかったこと、見えていたけど見ないふりをしてきたものが。
そんな作品を作る森さんだけに、仕事に対しては確固たるポリシー、信念をもって臨んでいるに違いない。その思いはあっさりと裏切られた。気持ちいいほどに。
「絶対に表現したいんだっていうほどの強い欲求は、僕の中にはないんですよね」
「自分に合う仕事は他にあるんじゃないか、って思うこともいまだにありますよ」
「田舎に移住してのんびり暮らすのも悪くないですよね」
拍子抜けするくらいとつとつと語ったかと思えば、「人と自分を傷つけてまでドキュメンタリーを撮るのはなぜか」という問いには、
「表現したいという強い欲求があるからなんでしょうね」
と答える。
言葉にすれば明らかな矛盾。しかし、聞いていて不思議と何の矛盾も感じない。不思議なほど、なんのひっかかりもなくすんなりと、奇妙に納得した。
それが森達也という人なんだ。
人間なんてそう簡単に割り切れるもんじゃないでしょ。
白黒はっきりつけられるもんじゃないでしょ。
だからおもしろいんじゃない。
そういわれているような気がした。
そのとき、この感じは森さんの作品を観終わったときと同じだと思った。
こっちから見ると悪だけど、あっちから見ると善かもしれない。また別の方向から見るとどっちともいえなくなる。
答えなんてなくていい。ただ考えることは止めないほうがいい。
ドキュメンタリストとしての厳しさの反面、そのまなざしは深い愛に満ちていた。
「世界はもっと豊かだし、人はもっと優しい」
A2の副題として付けられるはずだったこのフレーズに森さんの愛が端的に表れている。この世界への、人々への愛が。
森さんはやさしい人だった。
(編集部・山下久猛)
…………………………………………………………………………………………
「魂の仕事人」とは、各界の第一線で活躍している人びとに、仕事とは? 働くとは? そして生きるとは? を聞いて回るインタビュー企画。
第5回はオウム真理教(現アーレフ)のドキュメンタリー映画『A』、『A2』
で、その名を世界に知らしめた森達也氏。テレビディレクターとしても、動物実験をテーマにした『1999年のよだかの星』や、差別問題をテーマにした『放送禁止歌』など数々の良質なドキュメンタリー番組を制作、そのどれも大きな反響を呼んだ作品なのでご存知の方も多いでしょう。
最近では著述家としての活動が著しく、月に9本の連載を抱えるほか、『ドキュメンタリーは嘘をつく』、『いのちの食べ方』、『ご臨終メディア』など立て続けに上梓、そのほとんどは版を重ねています。
今でこそ問題作を連発する日本屈指のドキュメンタリストとして有名な氏ですが、そのスタートは「フリーター」でした。
「社会に出るのが怖かったんですね。今でも自分が何者で本当は何をやりたいのか、迷っているところはあります。まだ、自分にはなにかあるんじゃないかってね」
その作品を観る限りでは、強い信念の元、鋭い眼光でガリガリと被写体に迫るコワモテの人なんだろうなと思っていましたが、森さんは意外にも私たちと同じ「迷えるフツウの人」だったのでした。
| 固定リンク
トラックバック
この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/64806/6966416
この記事へのトラックバック一覧です: 森達也氏インタビュー、好評掲載中です:
» 屠殺 [ふたつでじゅうぶんですよから]
いのちの食べかた
森 達也
中学生向けの本だけど大人が読んでもとてもためになる。
スーパーや肉屋で買っている食肉はどうやって殺されて生肉されるのか?
差別問題を絡め中々読み応えのある一冊。
100%オレンジのかわいい絵がミスマッチでいい。
... 続きを読む
受信: Nov 8, 2005 12:27:55 PM
» 森達也 [長崎了願寺日記から]
今日ちょっと前の事だが森達也さんレビュー。
去年の九州地区真宗青年の集い熊本大会だったか、森達也さんをゲストに迎えて「よだかの星」上映とディスカッションの場があった。
「よだかの星」は宮沢賢治の作品にインスパイヤ(ココで使うとは…)された森達也さんが、動物実験をテーマにしたドキュメンタリー映像だ。
多分コレを見た人は「動物実験って残酷」という意見か、「自分のまわりにあるのもので動物実験されずに使ってるものなんてないから、考えなくちゃいけないね。」という意見の2つに分かれるんじゃないかと... 続きを読む
受信: Nov 9, 2005 2:20:11 AM
» [本]森達也『いのちの食べ方』 [Watermarkから]
この本は子供向けに書かれた本だけど、なかなかいい本ですね。「と場」という牛や豚を殺して、食肉にする場所に関する本です。BSEで牛肉に関して関心が高まっているが、「と場」に関しては余り知られていない。「と場」の仕事というのは歴史的に被差別部落の人々が働いていることが多い。この本でも被差別部落の話が出てくる。 長く鎖国状態にあった日本は、明治維新以降、アジアを植民地としていた西洋列強に追いつくために、急速な富国強兵と殖産興業を国策として打ち出した。そのためには、低賃金でも不平不満を言わずに働く大... 続きを読む
受信: Feb 9, 2006 2:55:43 AM






コメント